.Net Framework3.0についてもう少し詳しく調べてみました。
.Net Framework3.0で追加されたコンポーネント
・Windows Presentation Foundation
・Windows Communication Foudation
・Windows Workflow Foundation
・Windws CardSpace
Windows Presentation Foundation(WPF)について
WPF(コードネーム:Avalon)は.NET FrameworkのGUI部分を司るコンポーネント。
・3Dを用いたGUIを実現できる。
・WPFの特徴の1つは、XAML(Extensible Application Markup Language:ザメル/ザムル)と呼ばれる言語を用いてアプリケーションのUIを記述できる。XAMLはXMLベースの言語で、ボタンや2D/3D描画のためのコンポーネントを、XMLのタグを用いて表現する。これによりデザインとロジックが分離されWebアプリケーション開発では一般的だが、スタンドアロンアプリケーションではあまり重視されてこなかった、デザイナと開発者の分業開発が可能となる。
参考サイト
http://codezine.jp/a/article/aid/910.aspx
Windows Communication Foudation(WCF)について
WCF(コードネーム:Indigo)は、.NET Framework 3.0の通信部分を司るコンポーネント。
分散アプリケーション技術におけるアプリケーション間の連携を行うための技術。1マシン上でのプロセス間通信、Windowsマシン間のネットワークをまたがった通信、Webサービスを使用した他のプラットフォーム間との通信などにおいて、従来であれば各アプリケーションが採用した技術ごとに異なるコーディングを行う必要があったが、WPFでは設定ファイルに通信方式を定義し、設定ファイルの変更だけで基本的な実行コードは同じという統一されたコーディングが可能となる。
参考サイト
http://codezine.jp/a/article/aid/910.aspx
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/wcf/index/index.html
Windows Workflow Foundation(WF)について
Windowsでワークフローを作成するための技術基盤。
システムワークフロー、ヒューマンワークフローの両方に対応したワークフローを作成できる。
デザイン画面で作成したワークフローはコードファイルとして保存されコンパイルして処理が実行される。
コードはワークフローデザイナでダブルクリックすることで記述し、ワークフローとコードの分離が可能となる。
参考サイト
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/special/winworkflow/winworkflow_01.html
Windws CardSpace(WCS)について
WCSは(コードネーム:InfoCard)、インターネット上でのIDの管理、制御、交換のためのシステム。
ユーザー名とパスワードを使用した従来の認証方法ではフィッシングなどの攻撃があるためパスワードを盗まれる可能性がある。WSCを使用することで現実世界同様に第三者機関(自分も含む)が発行したオンライン上のIDカードにより認証を行う仕組み。
Internet Explorer 7でWindows CardSpaceはサポートされる。
Vistaのみならず、Windows XP SP2、Windows Server 2003 SP1にも提供される予定。
参考サイト
http://blog.japan.zdnet.com/tokuda/a/2007/02/window_vistams_2.html
http://www.microsoft.com/japan/msdn/net/general/IntroInfoCard.aspx
.NET Framework 3.0新技術の使い分け指針
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/special/dotnetfx3002/dotnetfx3002_03.html
Windows Vista時代のユーザー・インタフェースの作り方
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061117/254083/?ST=win&P=1
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