簿記の勉強方法

簿記2級の勉強から使っている消しゴムです。
右は新品。
左は現在。 人生で初めて消しゴムを無くす事なく、最後まで使い切ったw

私の愛用の消しゴムは「サクラクレパスのArch」
この消しゴムの前は「トンボ鉛筆のMono」を使ってました。
Monoは柔らかめで最後小さくなった時にポロポロ欠けてしまうんですよね~。
ArchはMonoに比べて固めで、小さくなった時もポロポロ欠けません。
消し心地もわるくなく、しっかり消えるので(私は筆圧弱めです)リピート買いしてます。

私が簿記3級からの現在勉強中の簿記1級まで実際に行っている勉強方法を紹介します。

まずは通勤電車内で簿記のテキストを1冊分をサラサラ~と読みます。
理解できなくてもいいです。ただ流し読みします。
途中寝たり意識朦朧としたりするので、通勤電車でもう1回サラサラ~と最後まで読みます。
テキストのボリュームや大きな流れをつかむ感じです。

次にテキストの理解を開始します。
通勤電車内で1章分を理解できるまで読みます。
自宅に戻ったら空いた時間でテキストの例題を解いたり、テキスト章末の問題を解いて理解を深めます。
同時に問題集の問題も解きます。
回答用紙はあらかじめダウンロードして印刷しておき、回答用紙に書いたら答え合わせをした後、消しゴムで消しておきます。
このとき問題集の問題は解けなくてOKです。
テキストだけでは理解できない部分を補う程度です。
問題集にはページの上の方に解いた日とチェック(レ点)を入れておきます。

次はノートにまとめます。
私は「書いて覚える」派で、書けば覚えられるのですが、書かないと覚えられません。
ここまで例題を解いたり問題を解いたりして要点はわかっているはずなので、自分のわかるようにノートにまとめていきます。
これが時間かかるんですよね(;^ω^)

次に該当する章の問題集の問題をもう1回解きます。
問題を解いたらページの先頭に日付と下記のマークをつけておきます。
〇:楽々解けた
〇ㇾ(〇の中にチェック):解けたけどまだ怪しい
△:間違えたけど理解できてる
×:全然だめ

1章進んだら、次は復習期間に入ります。
問題集の先頭から進めて行き、
×がついている問題は前回の日付以降3日ぐらいあけて(あまり期間を空けすぎないようにして)解きます。
△がついている問題も5~7日ぐらいあけて解くようにします。
〇とチェックがついている問題は7~10日以上あけて解くようにします。
〇がついている問題も10日以上あけて解くようにします。

〇が2回連続で続いているものは、1か月後ぐらいに解いてみて、余裕なら◎にしておきます。
以降は◎の問題は(基本)解きません。
3か月後、6か月後にランダムで解いたりはします。

簡単な問題でも最低3回は解きます。
難しくて何回も間違える問題なら7回ぐらい解いたりします。
そのたびに回答用紙にカキカキして、ケシケシするので、消しゴムが減るんですね。

ポイントは
・テキストと同時に1回
・3日ぐらいあけてもう1回
・7日~10日あけてもう1回
・1カ月、3カ月、6カ月という感じで忘却曲線を意識して復習していきます。

復習が終われば、またテキストにもどって章を進めます。
復習の隙間で章を進めて行く感じですね。

どんどん忘れて行ってしまうので、忘れても気にせず覚えなおす。
そのうち覚えます。


私は資格をとる事が目的ではなく、しっかり理解することを目的としています。
なので人より時間がかかってもかまわないと思っています。
仕事がIT関係なので、お客様とお話ししたとき「簿記1級持ってるならコレわかるよね?」とパッと聞かれて答えられる人を目指してます。

資格を取るだけなら、もっと効率よい方法があると思います。
テキストを読まずに問題集を解いてからテキストを読むといった方法もあります。
一番いいのは自分にあった勉強方法ですので、いろんな人を参考に自分にあった方法を見つけてくださいね~!

簿記を勉強したきっかけ

2016年12月28日に最後の投稿してから、約1年半ぶりの投稿です。
最近は簿記の勉強でまったく時間がなく、投稿できませんでした。

そもそもなぜ簿記を簿記を勉強しているのかというと・・・

2014年まではフリーで在宅のプログラム開発の仕事をしていました。
2015年は近所のパッケージ開発会社で短時間契約社員をしていました。
2016年からは自社でシステム受託開発している小さな会社の正社員に転職しました。

2016年で40歳になる私。
かねてから、40歳になったらどこかで正社員で転職して定年まで細く長く(惰性で)働こうと考えていました(;^ω^)
子供も4歳。
ちょっと手も離れてよいお年頃なので、この年齢で正社員で客先常駐じゃない会社に就職できてほんと幸運です。
(社員数も少ないし先行き不透明ですけど、フリーよりは安定しているし精神的に楽です。)

正直なところ苦戦すると思っていた転職活動も、5社ぐらい受けたところで決まりました。
そもそも特定派遣していないIT会社を探しても10社もなかったです。

どこの面接でもかなり評価がよかったのが簿記の資格でした。
しかも簿記3級です(笑)
(簿記2級を勉強中ですとはアピールしました)

2015年に働いていたパッケージ開発の会社は、建築会計ソフトを開発している会社でした。
簿記が苦手で借方も貸方もわからなかったので、プログラムは組めるけど仕様が理解できませんでした。
簿記3級を取得しようとネットで調べると、簿記3級は3カ月あれば余裕で取れるとあったので、とりあえず簿記3級の勉強をはじめることにしました。
勉強を始めたのはいいものの、育児と家事と仕事でなかなか勉強時間が取れない上に、簿記は苦手という意識がなかな拭えず、3級はほんとに苦戦しました。
(今は簿記1級の勉強中ですが、3級が一番しんどかった!)

簿記3級の勉強時間は
平日は細切れ時間で通勤時間中もいれて1日30分ぐらいが精一杯。
土日祝の休みの日は早起きして1時間くらい。
基礎が大事だと思っているので、資格を取ることが目的ではなく、しっかり理解することを目的に6カ月かかりました。
2015年6月14日 140回の簿記3級に合格しました。

さぁ簿記3級とったぞ!
仕様も理解できるハズ!!
…あれっ?
わからない…?えっ?
簿記3級があれば少しくらい理解できるかなと思ったのですが、建設業経理の会計ソフトだったので簿記3級じゃダメでした…

じゃ簿記3級の次に建設業経理士2級を取ろうかと思ったのですが、建設業経理士2級の本を読んでもよく理解できないんですね。
これは簿記2級の知識がないからかな?と考えて、先に簿記2級を取ろうと考えました。

簿記2級の勉強は工業簿記が入ってボリュームも3級の2倍。
家事、育児に加え、正社員への転職活動。就職。新しい会社での仕事。色々あり勉強時間はろくに取れず。
簿記2級の勉強時間は
平日は細切れ時間で通勤時間中もいれて1日30分ぐらいが精一杯。
土日祝の休みの日は早起きして1時間~2時間くらい。
基礎が大事だと思っているので、資格を取ることが目的ではなく、しっかり理解することを目的に1年かかりました。
2016年11月20日 144回の簿記2級に合格しました。
(わからない問題が1問あり96点でした。)
ネットで調べると2級の勉強時間は約6カ月とあるので、やっぱり倍ほどかかっていますね。

今は正社員で仕事中です。
仕事は.Net + Oracle。
もうね。目つぶってても書ける。
正直遣り甲斐も何にもない。
(でもここで簿記2級で勉強した工業簿記の知識が、ほんの少しですが役立ちました。)

簿記2級で簿記の勉強はやめる予定でした。
ネットで調べると1級はオーバースペックだとか、勉強時間が1級>>>>>>>>>>2級>3級だとか色々書かれているので、正直難しいかなと。
簿記1級より、本業のITの勉強をしようと思ってたんです。

でもうちの会社は
新しい言語や新しい仕事はチャレンジ案件としてアンダーフォーティ(30代、20代で構成される若手チーム)が担当し
オーバーフォーティ(40代以降で構成される年配チーム)は安定した大型案件の.Net(VB) + Oracle でチーム分けするので
どんなに新しい言語に挑戦したくても、アサインしてもらえない。
もう新しい言語は勉強しても無駄だなと。

会計システムもあるんですが、こちらもある社員の独占業務でアサインしてもらえない。
でも会計システムのほうは噛める可能性があるので、簿記1級とればアサインされるかも?
どうせこのままなら簿記2級の知識も頭から消えていきそうなので、なにもすることないなら簿記1級とっちゃおう。
簿記1級もってたら、万一会社が潰れても食べていけるかもしれない。
て軽い感じで簿記1級とることを決めました。
前回の転職活動で感じた「業務系のシステム開発で簿記の知識があることは、IT系の資格があるより有利かもしれない」事が1番の理由かもしれません。

今は簿記1級の勉強の70%ぐらいまで来ました。
家事に育児に仕事に、あいかわらず勉強時間はそんなに取れません。
ネットでは簿記1級の勉強時間は1年とあったので、倍の2年は最低でも必要かと思いますが、でもコツコツやればいつかは終わるハズ。
ここまでくると簿記も面白くなってきます。

そんな感じで簿記1級目指して、ゆるくがんばってます。