Git GitExtensionsでwindowsに環境を作成する

少人数のチームでネットワークで繋がったWindowsマシンに
GitとGit Extensionsを使用してバージョン管理ができる環境を作ります。

環境


サーバー(windows)
開発者A用のローカルマシン(windows)
開発者B用のローカルマシン(windows)
それぞれのマシンはネットワークで繋がっているものとします。

インストール


Git for Windows
http://msysgit.github.com/
2012/12/26現在の最新版:Git-1.8.0-preview20121022.exe
上記のサイトよりGit for Windowsをダウンロードします。

Git Extensions
Gitを操作するためのGUIツールです。
http://code.google.com/p/gitextensions/
2012/12/26現在の最新版:GitExtensions243Setup.msi
上記のサイトよりGit Extensionsをダウンロードします。

ダウンロードしたそれぞれのファイルを3つのマシンにインストールします。
インストールはデフォルトのままです。

サーバーにリモートリポジトリを作成する


リポジトリを配置するフォルダを作成し、共有設定をしておきます。
私はDドライブ直下にGitRepoフォルダを作成し、共有設定をしました。
フォルダ名に日本語が含まれると操作に失敗します。

次にGitExtensionsを起動します。
設定画面が起動します。
「チェックリスト」タブの「起動時に設定を確認」がチェックONだとGitExtensionsを起動するたびに表示されます。
特に設定する項目はないので「OK」ボタンでダイアログを閉じます。

GitExtensionsの「リポジトリの作成」を選択します。
「リポジトリの作成」ダイアログで
ディレクトリに「D:¥GitRepo¥プロジェクト名など」を入力し
「Working dirを持たないCentralリポジトリ」を選択し
作成ボタンでリポジトリを作成します。
「Initialized empty shared Git repository in D:/GitRepo/MyProjectName/」とメッセージが表示れるのでOKボタンで進みます。
「D:/GitRepo/MyProjectName」フォルダにいくつかファイルができます。
これで共有リポジトリの作成は終了です。

1台目のローカルマシン


1台目のローカルマシーンでGitExtensionsを起動します。
こちらも設定画面が表示されますが、特に設定はないので終了します。

GitExtensionsの「リポジトリのclone」を選択します。
「クローン」ダイアログで
クローンするリポジトリ:先ほど作成した共有リポジトリのパス
クローン先:ローカルマシンのリポジトリを作成するフォルダ
サブディレクトリの作成:プロジェクト名など
リポジトリの種類:個人リポジトリ を選択し
「クローン」ボタンでリポジトリをクローンします。
フォルダ名に日本語が含まれると操作に失敗します。
進捗ダイアログが表示されるのでOkボタンで進みます。
リポジトリを開くかメッセージが表示されるので「はい」を選択します。
「.gitignoreの編集」ボタンをクリックし、開いたダイアログでバージョン管理に含めないファイルの拡張子を登録します。
VisualStudioであれば「デフォルトの無視ファイル」で追加されるパターンで大丈夫そうです。
保存ボタンでダイアログを終了します。
「コミット」ボタンで変更した「.gitignore」ファイルをコミットします。
「作業ディレクトリの変更点」に表示されている「.gitignore」を「Stage」ボタンでステージエリアに移動させます。
コミットメッセージを入力し、「コミット」をクリックします。
進捗ダイアログが表示されるので「OK」ボタンで進みます。
コミット内容を表示する画面が表示されます。
次にプログラムをコミットします。
ファイルエクスプローラからE:/GitRepo/MyProjectNameにプログラムをドラッグします。
そうするとGitExtensionsのコミットの色が青から赤に変わります。
ファイルを変更し、コミットされていないファイルがあれば知らせてくれます。
「Gitコマンド」 > 「コミット」で追加したプログラムをコミットします。
「作業ディレクトリの変更点」に表示されているプログラムファイルを「StageAll」ボタンでステージエリアに移動します。
コミットメッセージを入力し「コミット」ボタンをクリックします。
進捗ダイアログが表示されるので「OK」ボタンで進みます。
現在のコミット状態
コミットしたプログラムをリモートリポジトリに送ります。
「Gitコマンド」 > 「Push(リモートへ反映)」で開いたダイアログより
リモート「origin」でブランチ「master」から「master」で「Push」します。
これでローカルブランチの内容をリモートブランチへ送信します。
「はい」を選択。
以上で1台目のローカルマシンからの設定は終了です。

2台目のローカルマシーン

2台目のローカルマシーンでGitExtensionsを起動します。
こちらも設定画面が表示されますが、特に設定はないので終了します。

GitExtensionsの「リポジトリのclone」を選択します。
「クローン」ダイアログで
クローンするリポジトリ:先ほど作成した共有リポジトリのパス
クローン先:ローカルマシンのリポジトリを作成するフォルダ
サブディレクトリの作成:プロジェクト名など
1台目と違ってブランチは「master」を選択します。
リポジトリの種類:個人リポジトリ を選択し
「クローン」ボタンでリポジトリをクローンします。
フォルダ名に日本語が含まれると操作に失敗します。
進捗ダイアログが表示されるので「OK」ボタンで先に進みます。
リポジトリを開くかメッセージが表示されるので「はい」を選択します。
1台目のローカルマシーンでコミットした内容が表示れます。

これで2台目のマシーンの設定は終了です。

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